ゆるーい日々のきろく

マンションを購入しました。アラフォーの不妊治療記録。お金のこととか考えました。

体外受精の前に採卵周期

人工授精を2周期やってダメだったので、今周期から体外受精にステップアップすることにしました。費用やハードルが高く人工授精で踏みとどまっている方も多いと思うのですが、39歳8ヶ月という年齢と3か月後には引っ越し、病院が遠くなるため迷いはありませんでした。
今回は意気込んでいた体外受精の前に、採卵というステップがあったお話です。

採卵って

注射や内服薬で卵胞を刺激し沢山卵を育てて、複数個の卵を回収し、その後の体外受精を効率良くするやり方です。
不妊治療の中で、身体と労力、金銭的な負担が一番大きいのがこの採卵周期です。

通院は生理開始3日以内とスケジュール調整

採卵のためには生理になって1~3日目に通院しなくてはならなくて、これまでの人工授精より通院がハードになります。茶おりが出たから慌てて予約しました。でも3日間鮮血がでなくて、1回目の予約はキャンセルすることになりました。予約がとれなかったら、と焦ってしまったのです。

鮮血が出てから改めて予約し、生理2日目(Day2)。
最初に看護師さんから今日から採卵周期に入る意思確認と今日の流れの説明があり、最初に採血して、エコーの内診して、血液検査とエコーの結果を見てから診察するとのことでした。この病院では体外は院長先生、一般不妊治療は他の先生と分けているようです。

血液検査(ホルモン検査)の結果は
 FSH 7.8、LH 5.2、E2 32、P4 0.2、子宮内膜の厚さは7.2mm
採卵日は生理開始から14日目が濃厚、との見解でした。その日は仕事のため、都合がつかなければ、今周期の採卵はなくなり延期になります。一応、採卵に進む方向で診察後に注射を打ち、内服薬を処方してもらいました。注射はゴナピュールで300mm。筋肉注射なので上腕かお尻、と言われ看護師さんお勧めのお尻に注射してもらいました。人生初のお尻注射。。。 内服薬はクロミッド。1日2回、今日から6日間処方されました。

通院の回数が増加

Day4。昨日会社で休みの相談をし、先生に採卵へ進む旨報告しました。内診のエコー検査は右卵巣に4つ、左卵巣に4つ卵が見えていて、内膜は厚さ6.4mmでした。
私はAMH(抗ミュラー管ホルモン)の値が低く1.96で、その値くらいの30代後半だと実績上7~8個くらいの卵が取れるそうです。無理にその上の10個を狙って沢山卵胞を刺激するよりは、身体に負担がないように1日おきに注射することになりました。(一般的には毎日注射するらしいですね)

注射で卵胞を刺激

毎日通院できない場合は、自宅でもできる自己注射があります。インシュリン注射のようなペンシル形です。
卵が沢山期待できる人は1週間毎日注射になるそうです。
私は1日おきに注射を打つので1週間計3回だったので、全部通院することにしましたが、注射だけで診察はないので20分くらいで終わります。

採卵日の決定と最後の仕上げには自己注射

Day9。内診のエコー検査で卵が右に3つ(20 15 11)、左に3つ(20 20 13)見えていました。前回より個数が減っていましたが先生に「大きいのは確実に3つくらい採れるよう頑張りましょう。薬がよく効いてよかった」と言われました。
採卵日は2日後(Day13)に決定しました。Day14が濃厚と言われていたものの、やはり私の身体は予定より早くずれるようです。

その後、看護師さんから今晩やる注射の指導を受けました。夜21:15きっかりに注射オビドレルと点鼻薬ブセレキュアをするよう指示されてます。採卵にあわせて卵胞を成熟させるための薬です。注射はペンシル型ではなくて、看護師さんがするような本物の注射でした。模型をつかって注射の練習をしましたが、夜自宅で打つときには手が震えました。